医療情報を共有「クリニカルパス」 医療情報を共有「クリニカルパス」

覚えるコツは現場でのメモ

覚えるコツは現場でのメモ
Pocket
LINEで送る

いつ、誰から、どんな事を教わったか

知らない事は先輩ナースや指導担当へ聞くべきですが、同じ事を何度も聞いていてはいけません。まずは聞いた内容は自分専用のノートを作りメモをする癖をつけましょう。書き留める内容はいつ、誰に、何を教えてもらったかを書くようにしましょう。どんな状況で聞いたかを書いておくのも良いと思います。後から読み返した時に意味がわからない内容になってしまうとメモをした意味がありません。また、注意された部分も同時に書き残しておけば、その部分を重点的に勉強する事もできますので同じミスを防ぐ事もできます。ナースの業務は聞いただけでは理解できない事も多くありますので、日々を振り返り学んでいきましょう。

メモは色分けが効果的

厳しい学生時代を過ごしてきたナースは、少なからず要点を区分けしてノートにまとめていたのではないでしょうか。業務メモもこの区分けがあると、後から読みやすくなりますのでぜひ活用しましょう。知識や技術、患者さんへの対応など項目別にメモしておけば必要な時に探しやすくなります。日々忙しい現場では時間をかけてメモする事はできませんから、どうしてもメモ帳に走り書きになってしまう事が多くなります。ですから最初から知識は青色、技術は赤色、対応は緑色などと色分けをし、走り書きも色分けしておけば後からノートにまとめる際もすぐ内容を思い出せますので便利です。

患者さんの症状の原因を探る

ナース1年目は勉強が必須となります。しかし、いざ勉強しようと参考書を開いてもなかなか頭に入ってこない事も多々あります。知識を得る勉強は参考書があってもひとりではどうしても難しいですし、知識だけ身につけても実際の現場ではあまり役に立たない事もあります。
ではどのように新人ナースは勉強していけば良いのでしょうか。それは日々の看護業務そのものが勉強の場になるのです。受け持ちの患者さんはさまざまな病気で入院しています。その看護をする事がもっとも勉強になりますし、1番身になる方法です。ただ、患者さんの現在の状態から原因を探り始めると関連項目も学ばなくてはいけなくなりますし、受け持ちの患者さんは何人もいますから頭が混乱してしまう事もあるかと思います。一気に調べようとはせず、ひとつずつ確実に学ぶようにしましょう。患者さんのその日の様子や投薬後の反応を確認し、自宅に戻ってから参考書やネットで該当項目を調べてみましょう。

1時間で予習復習を行う

新人ナースはなれない看護業務でもしっかり働き、自宅に帰る頃にはクタクタです。そんな状態で机に向かって勉強しても身にならない事がほとんどです。ですので、帰宅後の勉強は効率良く行うようにしたいものです。日勤シフトの時は勉強に45分、その日の復習として疑問点を調べる事に15分の合計1時間にとどめましょう。短いと思う人もいるでしょうが、疲れたままだらだらと勉強するより1時間集中して勉強する方が身になります。また、予習復習は毎日行う事が理想です。少しの時間でも毎日を振り返りわからない事は調べて再度勉強し、翌日に行う業務で必要な知識を調べておく事が1人前のナースになる為の近道となります。

新人ナース注目のオススメ記事

息抜きにポータルサイトを活用
息抜きにポータルサイトを活用

ナースはストレス解消に繋がる息抜きが必要です。大変な仕事ですし人間関係に疲れる事が多い仕事ですので、うまく息抜きをしていかないと心身共に疲れきってしまいます。自分に合った息抜き方法を探すには、ポータルサイトの活用がオススメです。

More
オススメのスキルアップ参考書
オススメのスキルアップ参考書

新人ナースは参考書となる書籍を何冊か欲しいはずです。しかし、ナースの参考書はたくさんあり過ぎて何を選んで良いかわからないと思います。そんな時は、出版社で選ぶと良い参考書に巡り会えます。

More
今後の進展が注目される「PTSD」
今後の進展が注目される「PTSD」

PTSDは近年あった災害で名前が知られるようになった病名です。恐怖感を伴う体験によりその記憶を上手く整理できず、フラッシュバックして恐怖感を思い出し、情緒不安定になってしまう病気です。

More
pagetop